プロフィール

にょろり

Author:にょろり
■♀ 1977年6月15日生
■出身 大阪 
■職業 不良OL
■趣味 
エンデュランス出場を夢見る万年初心者。でもそこからは縁遠い草競馬に出てしまったり、結局、ムサシに乗れたらけっこう幸せ。
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チョウヨームサシ 
■青鹿毛 セン馬 アングロアラブ
アラブ血量 27.30% 
 1999年5月3日生
■出身 北海道三石郡三石町
父:ホーエイヒロボーイ(アア)
母:ナンブアルテミス (アア)
母父:スマノタイドウ(アア)
■職業 にょろり専属の乗馬
■趣味 にょろりをおちょくること

稼業をほっぽらかして派遣で働くやさぐれOLにょろりがブログを通じてみつけた自馬は今は衰退の一途をたどるアングロアラブでした。サラより従順といわれるアラブ種ですがとても一筋縄ではいかない性格のムサシと奮闘しながら乗馬ライフを模索中。


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雑誌のNumberご存知でしょうか
今月のNumber679号にてアラブ競馬について掲載されています。
最後の花道~忘れられたアラブのために~
という記事です。めったに注目されることのないアラブの記事です。
馬好きの方であれば是非Numberの記事をご覧になってください。

さて、
五月三日現在の全国のアラブの競走馬の登録頭数は

金沢 三頭
愛知 八頭
岐阜 三頭
高知 三十四頭
荒尾 三十五頭
福山 百九十四頭

全国のアラブ 277頭。

風前のともし火です。

ここではアラブについてはムサシのことでよく書いているので
こちらを読んでくださる方はご存知だと思いますが
アラブ競馬のアラブとはアングロアラブのこと。
アングロアラブとはサラブレッドとアラブ種の混血で25%以上の
アラブ血量をもつ馬のことをアングロアラブと言います。

その歴史は、戦前の日本において軍需産業としての
馬の生産技術向上のために存在した競馬界において
サラブレッドの繊細菲薄を補う馬種の生産として1929年秋より
アングロアラブの生産が推奨されるようになりました。

戦後は、復興を支えるように現れた地方競馬を主として生産されました。
というのも、
サラブレッドに比べ丈夫。
レース間隔が短くても出走できる。
維持管理もサラに比べ比較的容易。

という特性から物のない時代に所属頭数が少なくても定期的に競馬を
開催したい各競馬場にとってはうってつけのタフさを持っていたからです。
また、このころは中央競馬においても主たるレースはアングロアラブ
が担っており戦後の日本競馬の土台はアラブが作ったと言っても
過言ではありません。

ところで、今回のNumber中でも触れられていることですが
アラブはサラブレッドに比べて遺伝力が強いそうです。
両親がそれなりの成績であれば子供も健康であればまず走る。
そして丈夫、となれば地方競馬で力をいれて生産されていた背景は
単純に丈夫だからと言うことだけでは無いようです。当時は走らないかも
しれない確立の高い馬を生産するほど日本に余裕はあったとは思えません。
以前の日記でアラブは現役の馬たちはサラに比べ近親の親戚どおしが
多いというお話をしましたが生産数の低下に加えて
そもそももっている強い遺伝力も理由のひとつになっているのかも
しれません。

この遺伝力が災いしたのか、当時アラブレースが主流だったからなのか
テンプラと呼ばれる不正な配合が行われました。

アラブの種牡馬をつけたことにしてサラブレッドの種をつける
生まれる子の血量は当然25%以下、
本来ならサラブレッド(サラ系)として登録される馬を
アラブと偽ってアラブ限定のレースに出走させるということです。
何がメリットかといえばアラブのそれなりの成績を持つ牝馬に
サラをつければ、さらにスピードの出る子が出来るので
サラに比べてスピードの劣るといわれるアラブ限定レースで
勝てる馬を作れるということです。

実際、このような不正もあったようですがアラブで優秀な馬が出ると
必ずといっていいほどテンプラの疑惑をかけられました。
セイユウ記念の冠レースを持つ「セイユウ」、ゲートの開きが遅れ
レースに勝てなかったことから園田事件という暴動が起きた
スマノダイドウ(両親栗毛の鹿毛)・・・いずれも名馬ならではの
やっかみもウワサに尾ひれをつけてしまったとも様々な話はありますが、
このようなことから80年代から交配にはDNA鑑定が義務付けられるように
なりました。
※噂は噂としてセイユウ、スマノダイドウ共に引退後も
 種牡馬として活躍し、サラには到底できないペースで
 種付けをこなし噂を払拭ました。

とはいえ、にょろり個人的には、遺伝力が強いのがアラブの
特徴であればサラの血を濃くしたところであまりメリットは
ないような気がしますが・・・・遺伝力、減りますよね。しかし
ながらこのような事態があったことも事実のようです。

話は戻って、アラブにはこのような公然不正の黒い噂や、
サラに劣るスピードが徐々に人気を翳らせたのか
中央競馬のアラブ競馬撤退、続いて地方競馬も徐々に
アラブのレースを減らしていきました。
当然アラブレースの賞金も顕著に下がっていきます。

しかし、元来、中央競馬ほど潤っているとはいえない地方競馬が
よく走り頑強なアラブを減らせば当然経営は火の車になるわけで・・・・
近年続々と閉鎖されていく地方競馬の一因には
アラブの激減も無関係とは言えません。
現在、アラブの全国交流レースは登録頭数の激減に伴ない
廃止もしくは地方レースに格下げされています。
交流レースが無い以上、今後アラブの生産が増加することはありえません。
アラブが全国の競馬場から一頭もいなくなる日も
遠い話ではなくなっているのです。

唯一100頭以上のアラブが存在する福山競馬場にて
6月10日(日)
「第7回アラブ大賞典 タマツバキ・セイユウさよなら記念」
が開催されます。
これが最後のアラブ全国交流重賞となります。

にょろりがアングロアラブという馬の存在を知った時に
この現状を薄々聞いていたので、自馬としてアラブを
もつことができるとは思っていませんでした。
頑強で、タフな彼らは当然乗馬としての潜在能力はとても高いです。
せめて競走馬として難しいなら乗馬としてでも生産されないか。。。。。
いずれアングロアラブの復活の日が来る時があるとしたら
そのときまで日本のアラブ競馬の血統が残っていて欲しいと思います。
ムサシは残念ながら去勢されていますが、アラブ馬の一部には
乗馬の種牡馬として残っている馬もいるようです。
日本競馬の生きる歴史をなんとか残せないものか・・・・
いつも思っています。

アングロアラブのことを少しでも知ってもらおうと思い
ブログランキングに参加することにしました。
来ていただいている方はご存知のように
広報活動などしないのが心情のプライベートブログなのですが
少しでも出来ることから始めたいと思います。
ご協力いただける方はワンクリックお願い致します。
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タグ : 競走馬 アングロアラブ チョウヨームサシ

コメント

にょろりさん、こんいちは^^

ナンバー、前に図書館で読みました。
私も知らなかったのですが「テンプラ」の話は特に衝撃的でした。結構当たり前に行われていたというのがびっくりです。

ほんの10年前まで園田はアラブ限定だったのに、今や…。
「時代の流れ」で一つの文化が終わって欲しくないですね。
ばんえい競馬がなんとか復興しているようにアラブもなんらかの形で残って欲しいものです。

ランキング、協力させてもらいますよ^^

なるほどー、読めば読むほどアングロアラブはサラブレッドよりも乗馬に向いてそうですね。
クラブの馬たちはサラ系がほとんどなので、脚や腰の疲れがすぐに出る子が多いです。

ミシエロさん

ナンバーお読みになっていましたか、さすがミシエロさん。
テンプラはけっこうあったようですね。でもルール
があっての競馬ですからそれじゃ斤量偽造して走って
いるようなものですよねぇ。
関東からしたら園田といえばアラブのイメージが
つい最近まであったんですけどね。今は昔になって
しまいましたねー。
ランキングご協力ありがとうございます!

takatapdsさん

サラにはサラのよさが当然あると思うんです。
神経質ではありますが素直さはサラのほうが
あるように思います。
でも丈夫さではやはりアラブですね。
強く乗って腰が痛いといってもサラよりも
回復が早いように思います。

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